授業で習わない「太平洋戦争」開戦の隠された本当の理由

こんにちは!だーおかです。

今回は「太平洋戦争」についてお話していきたいと思います。皆さんには第二次世界大戦と言った方がわかりやすいかもしれませんね。

日本人のほとんどの方が太平洋戦争の開戦に至る本当の理由を知りません。しかし、それは仕方のないことです。なぜなら日本の義務教育で、その内容が排除されているからです。

ではなぜその内容が排除されているのか?それは日本が敗戦国であり、アメリカのGHQ(ジーエイチキュー)によって間違った教育を植えつけられているからです。

この間違った教育により、太平洋戦争を侵略を繰り返して調子に乗った日本にアメリカが正義の鉄槌を下したと認識している方がほとんどではないでしょうか?

確かに戦争は許されることではありませんし、日本が一方的に正しい訳ではありません。

しかし、日本人であるなら正しい歴史を知っておくべきですし、ずっと謝っているばかりでは先人たちも浮ばれません。

他の国では自国の歴史を勉強して、自国を誇りに思っている人が多いのに対して、日本人は歴史を知らなかったり、負い目を感じていることが多いように感じます。

今年で2020年になり、戦後75年が経ちました。戦争を語る人も少なくなり、戦時中の話を伝えることができる人たちもいなくなっていきます。

今回は正しい歴史を知り日本人の誇りを持って欲しいと考え、この記事を書きます。

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太平洋戦争開戦への序章

世界情勢

太平洋戦争の開戦の理由を語る上で重要なのが、当時の世界情勢です。

当時の世界は今のように平和ではなく、イギリス、アメリカ、ロシアなどの国が力を持ち、アジア諸国が次々と植民地にされている時代でした。

「黙って植民地にされるのを待つか」

「侵略国に立ち向かうか」

当時はこの2拓しか選べない、帝国主義が基本の世界情勢だったんです。

日本もその世界情勢には抗えず、帝国主義の道を歩むことになります。

日清戦争

ロシアが「凍らない港が欲しい」という理由で南下政策を取っていることに脅威を感じた日本はロシアの侵攻を食い止めるために朝鮮半島に侵攻します。これに対して、清(中国)は朝鮮半島を植民地にするために侵攻し、1894年日清戦争」が勃発します。

この戦いに勝利した日本は「遼東半島」を手に入れるのですが、これに不快感をあらわしたのがロシアでした。

ロシアの朝鮮半島の侵攻には日本が邪魔で、ロシアはドイツとフランスと組んで三国干渉をして、遼東半島を清に返還するように迫りました。

上の絵は有名な絵で日本と清が戦っているのを横取りしようとしているロシアとして描かれています。まさに、漁夫の利ですね。

正当に得た領土でしたが、こんな無茶苦茶な要求にも関わらず当時の日本にはロシアを退けるような力はなく、泣く泣く勧告を受諾して、遼東半島を清に返還することになりました。

しかし、その後返還した遼東半島をロシアが横取りしたことに日本は激怒し、後の日露戦争に影響することになります。

日露戦争

日清戦争後、じわじわと朝鮮半島に南下する気配を見せるロシアと1904年「日露戦争」が勃発します。

日本は日英同盟でイギリスの協力を得て連戦連勝でしたが、戦力が枯渇したことと、ロシア国内で革命が起き戦争どころではなくなったことで両国は、アメリカの仲介により講和条約であるポーツマス条約を結びます。

この条約により日本は、朝鮮半島、南樺太、南満州鉄道の利権などを得ることになり、日露戦争を勝利で収めることができました。

しかし、この勝利によりアメリカやイギリスなどの欧州諸国は日本を脅威に感じるようになり、アジアの小国がヨーロッパの大国に勝ったことにも不快感を覚えました。

各国との関係悪化

アメリカとの関係悪化
日清・日露戦争で多大な犠牲と莫大な費用を費やした日本は、満州の利権も独占したいと考えます。しかし、アメリカも清(中国)の市場を狙っていて、南満州鉄道の共同経営を申し入れてきます。
最初はこれを受け入れていた日本ですが、結局はドタキャンすることになり、アメリカとの関係が悪化します。
イギリスとの関係悪化
1914年第一次世界大戦が勃発し、日英同盟を結んでいるイギリスは日本にも協力要請を出しますが、日本はこの要請を断ります。
イギリスはこれを不快に思い、さらに日英同盟を厄介に感じていたアメリカがイギリスに第一次世界大戦で大きな「貸し」を作り、圧力をかけ結果日英同盟を破棄させました。

世界恐慌

1929年アメリカが経済破綻したことで世界的に経済不況へと陥り「世界恐慌」へと突入します。

植民地をもつイギリス、フランスなどの欧州各国ブロック経済を行いました。

ブロック経済とは?
他国からの商品には高い関税をかけて他国からの製品を締め出し、自国と植民地の間の関税は下げ、石油などの資源は植民地から確保し、自国の製品は植民地に販売して国を守った政策

しかし、植民地を持たない日本をはじめ、ドイツ、イタリアは資源の確保ができず、製品の輸出などもできず他国を侵略して資源を確保するか。ただ国が滅びるのを待つかのどちらかを選ぶしかありませんでした。

こうして後に日独伊三国同盟を結ぶ日本、ドイツ、イタリアは他国を侵略する道を選び、世界はまた戦争の時代に突入します。

太平洋戦争開戦に繋がる2つの戦争

日中戦争

1931年、日本と中国の関係が緊張状態となり、満州事変が勃発します。

満州事変とは?
日本から満州に派遣されていた「関東軍」が暴走。満州地域を手に入れるために、日露戦争の勝利で利権を手に入れた南満州鉄道の線路を爆破して、これを「中国の仕業」とし、満州を制圧する理由を自作自演して作った事件

しかし、中国側は「日本の自作自演だ」と国際連盟に訴え、リットン調査団が派遣されます。

日本も意義を申し立てますが、リットン調査団の報告書も提出されて窮地に立たされた日本は、1933年には国際連盟を脱退。「国家を強固なものにする」という思想から行われた満州事変でしたが、結局この事件がキッカケとなり日本は完全に孤立することになってしまいました。

その後1937年日中戦争が始まり、これが日本が想定していたものより、激化、長期化していき戦争は泥沼化したことで資源を他国に求め、1940年にフランス領であるインドシナに侵攻するのですが、この行動がアメリカの怒りに触れることになってしまいます。

第二次世界大戦

日中戦争と時を同じくして、1937年第二次世界大戦が勃発します。

連戦連勝で勢いに乗る「アドルフ・ヒトラー」率いるドイツ軍がイギリスにも侵攻を開始し、これに焦ったイギリスは、第一次世界大戦同様アメリカに助けを求めます。

しかし、当時のアメリカ大統領「フランクリン・ルーズベルト」は大統領選で「戦場に人を送らない」「戦争をしない」と公約していたので、戦争への介入ができませんでした。

そこでルーズベルトはドイツとの同盟国(日独伊三国同盟)の日本にアメリカを先制攻撃させて大義名分を得て第二次世界大戦に介入することを企てるのでした。

ルーズベルトの罠

ABCD包囲網

1940年、日中戦争が泥沼化したことにより日本はフランス領インドシナへと侵攻。

イギリスの植民地を日本が奪おうとしていると考えたアメリカはこれに激怒して、日本への石油輸出を完全にストップし、アメリカ(A)イギリス(B)、日中戦争中の中国(C)オランダ(D)が加わり日本への経済制裁を加えるABCD包囲網が形成された。

当時日本は石油の80%をアメリカとオランダの植民地であるインドネシアに頼っていたので、この経済制裁は死活問題でした。この制裁は日本に「死ね」と言っているようなもので、後にこの制裁は「断然戦争行為だ」と言われるほどの厳しいものだった。

ハルノート

ABCD包囲網により、備蓄している石油が戦争中で1年と追い詰められた日本はアメリカとの国交を回復するために、日米交渉で交渉に望みますが、ルーズベルトは戦争準備のために交渉をただ長引かせ、最終的には当時のアメリカ国務長官コーデル・ハルの名前からとった「ハルノート」という最後通帳を日本に突きつけました。

ハルノートの内容
・中国からの日本軍の全面撤退と満州国の解体
・インドシナからの日本軍の全面撤退
・日独伊三国同盟の破棄
日清戦争日中戦争で多大な犠牲と莫大な費用を費やした日本からすれば、中国からの全面撤退というのはあり得ない内容で、当時の連戦連勝でイケイケだった日本国内では、陸軍をはじめ、国民も「そんな意見を受け入れるぐらいなら戦争だ」という声が圧倒的でした。
ルーズベルトはこの条件を日本が受け入れるはずがないのはわかった上での最後通牒で、日本はルーズベルトの策略にハマり、自衛のために開戦を決意したのです。

太平洋戦争開戦

開戦を決意した日本でしたが、海軍は最後までアメリカとの戦争に反対していました。

連合艦隊総司令山本五十六(やまもといそろく)はアメリカに留学した過去をもち、アメリカと日本の国力の差を身を持って知っていました。

山本五十六は「奇襲してアメリカ軍空母を徹底的に叩き、戦意を喪失させて、早期講和に持ち込むしか日本に生き残る道はない」と考え、真珠湾攻撃を計画します。しかし、その思いも虚しく真珠湾攻撃は最悪の結果に終わり、太平洋戦争が始まったのです。

最後に

いかがでしたか?学校の授業では、ぼかされている内容が多かったと思います。

満州事変や他国への侵攻など、日本にも悪いところはいっぱいあるでしょう。ただ他国の侵攻を言うなら、当時アジアの植民地化を進めていたイギリスやフランスの欧州各国やアメリカはどうなるのでしょうか?

当然、日本だけを責めることはできないと私は思います。

さらに戦争に参加するために日本を罠にかけたルーズベルト。「日本人は脳の発達が白人より2000年遅れていて野蛮な種族」という発言もしていた強烈な人種差別思想の持ち主で、「アメリカ国民との戦争をしない」という約束も裏切った、まさにA級戦犯だと私は思います。

この記事で少しでも、太平洋開戦の間違った認識が払拭できれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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